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幻視する時鳥亭


ここは旗木鏡太郎が東方projectカードゲーム「VISION」のコラムを載せたりするブログです。
by hata_fangzhang

第4回「時は川の流れに」

いらっしゃいませ。
幻視する時鳥亭へようこそ。
今回はVision公式サイトにてスターターデッキの内容が公開されたのでそれを元に記事を書かせていただこうと思っております。
酒の肴にでもしていただければ有難く存じ上げます。
タイトルはアランパーソンズプロジェクトの『Time(邦題:時は川の流れに)』でお送りさせていただきます。
それでは今回もTake it Easy!




次回の例大祭にて頒布となるスターターの内容が幻視の夜明け(Vision公式ブログ)にて公開されました。
細かい内容はそちらを参照のことですがどうせなので一足早くこのデッキについて書いてみたいと思います。

今回のスターターとその見所
新たなプレイヤーの方もそうでない方も今回、どうみているでしょうか?
そうですね。
今回の一番大きいのは公式側からの初スターターセットなのでどういったことになるのかといったところですね。
スターターの頒布によって新しくやってみよう、大会に出てみようという方が増えていただけるなら非常に面白いことになるのですが。
頒布されるスターターは「地」と「星」の二つ。
内容を見た限りでは難しいところかもしれませんけれども、セットとしては中々。
これを始点として考えるのであればまとまった構築とも考えられます。
まず「地」と「星」を各一つずつ手にしてプレイしてみましょう。
その後に試しに構築してみるのも面白いかもしれません。
最初の内は何が強いのか何が必要なのか分からないことも多いのですがプレイしながらその辺りも理解したり調節していけばいいことです。
何よりもこのセットには比較的重要なカードが2枚収録されています。
例えば「強引な取引」ですがこれを3枚揃えるのでも1弾を一つ入手すれば良いことになるのでコストが少なくて済みます。
細かいところま後ろの項で書くことと致します。
まずはこのデッキでプレイしてみてどういったゲームなのか、といったこと。
そしてデッキ構築を考えてみるというのがこのスターターの大きな点となるでしょうか。

限定カードの見所
今回のまた別の見所にPR、SPカードの新収録、再収録があります。
ザッと見たところだと

Phantom Magic Vision スターターデッキ地
新収録
SP013 小悪魔
SP014 火焔猫燐
SP015 霊烏路空
PR059 妖怪「火焔の車輪」
再収録
PR011 十六夜咲夜(デッキケース封入特典)
PR012 フランドール・スカーレット(デッキケース封入特典)
PR013 禁忌「レーヴァテイン」(バインダー封入特典)
PR030 離反工作(大会参加賞)
PR055 呪精(大会参加賞)

Phantom Magic Vision スターターデッキ星
新収録
SP016 玉兎
SP017 寅丸星
SP018 無縁塚
PR060 幽霊「シンカーゴースト」
再収録
PR002 死符「ギャストリドリーム」(大会参加賞)
PR014 解呪(バインダー封入特典)
PR016 霧雨魔理沙(イエローサブマリン購入特典)
PR045 西行寺幽々子(大会参加賞)
PR046 封獣ぬえ(会場先着配布)

となっています。
特にバインダー収録カードは中々手にできる機会も少なくなってきましたし、「封獣ぬえ」「呪精」は今回が初の再配布となるのでまだ持っていない方にとっては良い機会になるかも。
※イラスト違いという意味で、ですね。
その意味でもコレクション性の高いセットであるとも言えるかもしれません。

マスター、オススメの一品
一品ではないけれど、先ほども書いた次に手にするカードのオススメなど。
例えばスターターデッキ地で目立ったカードとして「マナの生成」「強引な取引」などが2枚収録されています。
これに加えて第1弾を1つだけ加えただけでも3枚になりますし、サニーミルクも3枚になるのでデッキの基盤が完成します。
スターターデッキ星を持っているのであれば同様の場合でも霧雨魔理沙などが3枚になるのでマナ基盤は安定させられることでしょう。
星には法界の火、解呪、無縁塚、正体不明の種などといったメタゲームを仕掛けるのに有効なカードが多数収録されているので、その辺りを元にして別のパッケージを手にしてみるのも出来ます。

しかし例えばどちらのスターターをより初心者にオススメ出来るか、と問われた場合、私は「地」をオススメします。
「星」に比べて全体的なカードパワーが高く、キャラクターだけを見ても9弾中心になっていることもあり非常に高い質であるといえるでしょう。
そして先に述べた通り、これから初めて次に第1弾を1箱加えるだけで構築のデッキとしてはある程度形に近づけることが出来ます。
「星」の場合は補助系のカードが幅広く収録されていますが十分に戦うには第9弾などの単体のパワーが高いキャラクターカードが収録されている弾で補強する必要がありそうです。

9弾に関して触れたので追記しておきますと「地」の場合でもキャラクター面での補強としては十分に候補として挙げられます。
構成が9弾中心なので一から組むよりも妖精デッキなどの単一種族デッキが低コストで揃えられることも魅力的でしょう。

「スターターデッキ地」「スターターデッキ星」の次に何を手にしたら良いのか。
それは何とも言えませんけれども、先に述べた第1弾、第9弾などは視野に入れて良いでしょう。
それに加えてカウンターカードも少し考えてみる必要がありそうです。

Visionというカードゲームはカウンターの応酬になることが良く起こります。
大会レベルではある程度、そういった面での戦術が必要になってくるのですが今回ははあまり詳しく書くことは避けることにします。
「地」では「是非曲直庁の威令」「魔力掌握」、「星」では「作戦阻止」が上げられます。
威令は第6弾、掌握は5弾、阻止は1弾に収録されています。
惜しむらくは今回のスターターデッキには何れの場合も1枚しか収録されていないことです。
非常に重要な要素でもあるので威令は3枚、阻止は3枚さしておきたいと私は思いますね。
こうして1弾の他に6弾が選択の一つに上がってきました。

総合的に見れば「地」「星」を1つずつ手にしたとき、次に取る選択肢として入るのは以下の3つ。
・第1弾
キャラクターが収録されている弾。スターターデッキと組み合わせれば収録カードとしてサニーミルク、霧雨魔理沙、マナの生成、強引な取引が3枚になる為、基礎を構築しやすい。
また、離反工作などの強力なカードも入っている。
カウンターは作戦阻止ですがスターターデッキと第1弾一つずつでは計2枚しか手に入りません。
勿論、それでも十分戦えるので問題はありません。
コントロールデッキ、パーミッションデッキを組みたくなった際に必要量第1弾を追加する必要があるかもしれません。
・第6弾
主な目当ては是非曲直庁の威令一枚ですが阻止同様の理由があります。
それだけでは手を出しづらいので他のカードを見てみるとお分かりの通り、この弾は非常に癖の強いカードが多いです。
なのでやはりコントロール寄りのデッキを使ってみたくなった辺りで追加してみるのが一番良いかもしれません。
・第9弾
キャラクターが収録されいる弾で、その質も他の弾に比べて非常に高いものになっています。
単純にカードパワーを底上げしたいのであればこの弾をオススメしますね。
最新弾なので環境に近づくにも打ってつけです。
問題点はめぼしいカウンターがないことなどがありますが構築を考える分には問題ないでしょう。

Visionの楽しみ方の一つに構築する面白さがあります。
一度構築をしてみながら必要な分を揃えるのも良いのではないかなというのが私の意見です。

時は川の流れに
今回のスターターデッキには非常に大きな意味があると思っています。
例えばアンケートの意見からプレイヤーからの要望を反映してよりVisionを楽しんでもらいたいという公式側からの回答という意味。
例えばVisionに興味があるけど今からやるのは資金的にも大変だ、という方への敷居を低くする意味。
例えば前からVisionをプレイしているけど時期がずれてしまって欲しかったPRが手に入らなかった方への新しい入手先という意味。
多くの意味を抱えたのがスターターデッキではないのかなと私は考えております。
皆様はどう受け取るのでしょうか?
その受け取り方も自由。
様々な考えを持っていけるのがVisionの側面ではないかなと私は思います。

素晴らしい幻視に乾杯。

今日はこの辺りで閉店としたく思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは皆様、良いVisionライフを。
グッドラック!
by hata_fangzhang | 2011-03-08 00:25 | コラム

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