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幻視する時鳥亭


ここは旗木鏡太郎が東方projectカードゲーム「VISION」のコラムを載せたりするブログです。
by hata_fangzhang

第28回「遠くへ行きたい」

私はこの番組が凄く好きでした。
オープニングの歌も印象的です。
遠い街。
遠い海。

連続更新ですが悪しからず。
今回は書きたいことが二つあったので分割しました。

内容はレポとコミュ活性と大会へ行ってみよう。

それではごゆっくりどうぞ



2012年2月25日に続いて翌日には千歳烏山地下公認大会がありました。
秋葉原公式大会から続けて参加する方もいれば、地下公認のみという方もいました。

第13回地下公認
参加者18名
通常構築
スイスドロー4回戦

まず、優勝は『Phantasma Grace』※1(注意:私ではありません。人間力の違いって奴ですね。
それにつきましては優勝者のさくらゆきさんが「ご本人のブログ」内で詳しく書かれているのでそちらを参考にすると良いと思います。
環境はコントロール5名、ビートダウン8名、コンボ5名といったのが大まかな使用者のデッキ分布。
難題の採用率が高めなのは秋葉原と同様でしたがそれ以外にもコンボが多かった印象。
特に自分が初戦で当たった「悪夢の記憶チーム」を利用したコンボデッキなど興味深い動きをするデッキが多数あったように思います。
それ以外にも基本的にデッキレシピが近いデッキというものがなかったらしいです。
魔窟という名に相応しい。
これがEmperor Distortion Eternal Ninjaの空間(
さて、難題の採用率は三名と比較的多かったらしく、その反面『デモンズ・ヒンドランス』※2は全くいませんでした。
全くです、零です。わあ軌跡。レンかわいい。
……あれ?話、終わっちゃった?
ここから本題になるので注意。

使用デッキは『Demon's Lightning World』=魔界電撃作戦。尚ウォーとワーと掛けてます(ぉ
ようするに前日フリータイムに使っていた魔界デッキのサリエルを抜いてぬえキメラを強引に突っ込み、そもそも因縁の魔障はいないと決め撃ち。
結果的にその予想は正しかったのですがそもそも普通のデッキがいないので有利不利とかそういったレベルじゃなかったのです。
恐らく公式大会と公認大会の違いといった部分もあると思いますが、もっと突っ込んでいえば実験的なデッキを持ち込む方が多かったのかもしれません。
東方の巨大な実験場。
私も今回はグデーリアンの名前を借りて参加したのでつまりそういうことなのかもしれません。
しかし、こういった場が必要なのは間違いありません。
公式大会は敷居が高いから公認大会に参加しているという方も結構聞きます。
そういった意味でも新しい交流の場として、そして新しいデッキの調整の場として、公認大会は非常に重要な位置にあるといえるでしょう。
決して軽視出来ない存在です。
私は参加者側の人間なので開催していただいて、ただただ感謝するしかありません。
何が出来るのか、と言われれば参加して楽しんでいく、それが回答でしょう。
イェーイ

もう一つのテーマへ。
新たな環境には研究が必ずつき物です。
調整なしで登り詰めるデッキが作れる方はほんのごくわずかであり、それも完全にメタを読みきっていたり、そもそも使い手のプレイングが非常に長けているなどなど。
デッキにも練度があります、といった話は以前書いた通りです。
どうやってデッキ練度を上げるか、と言われればそれはただ戦うのみです。
フリー対戦などで積極的に使うなども可能ですが、しかしそれもコンボとかロックとか嫌われやすいデッキの調整がしづらいことも確かです。
ならば大会でより実戦的な練度を積み重ねていくしかありません。
以前、私はこのブログ内で「集団によるデッキ調整の是非」(ちょっと違うかもだけど概ねそんな感じ)を書いたことがあります。
新しいデッキが完成し、それが研究され、そして環境を席巻していくには相応の流れが必要です。
環境は一人で作ることは出来ません。
例えば『デモンズ・ヒンドランス』
例えば『Phantasma Grace』
確かに初めは少数の方々が使用しただけかもしれません。
しかしそれがミームへと昇華していくときに環境は確実に変化、流動していくのです。
ではそれを作るのは?
我々プレイヤーです。
さあ、バインダーを開きましょう。
そしてカードを見てみましょう。
次の環境を作るのは貴方かもしれません。
そういった意味でも集団を作っての情報交換やコミュニティの活性化などは本当に良いことだと思っております。
新しい考え方や構築理論は重要だと思いますし、より高度な情報戦が行われることでしょう。
私は情報の共有は非常に有効なことだと思っております。
例えばスカイプによるネット対戦。
それも遠く離れた方との対戦を実現させる夢のようなことです。
昔(といっても私自身若輩者なのでそれほど昔でもありませんけれども)はそのようなことは考えられませんでした。
こういった交流が活性化していくことはゲームそのものの活性化にも繋がると思っております。
皆ゲームしようぜ!

大会はそういったデッキ練度の上昇、コミュの活性化、それらに一役買っています。
もし、まだ大会に出たことがない、出てみたいといった方がいましたら一度、開始前に行ってみるのもいいでしょう。
おそらくそこには皆同じカードゲームやっていたり、雑談したり、カードとにらめっこしながらデッキシートを記入したり、そういった光景が広がっていることでしょう。
もし、可能であれば「East Opera」を出してみてもいいかもしれません。
きっと貴方の知っているVISIONとは違ったVISIONが楽しめると思います。
環境、とか流行とかは大会に出て、実感してみなければ分からないものです。
何故、強いと言われているのかはそのときによって違うのですから。
テキストは変わらずとも人は変われる。
もっと交流を、楽しく、そして強くなれれば、より楽しく、そしてより交流は深まることでしょう。

近々大会出たことない方向けの記事も書いていきたいものです。


それでは皆様より良いVisionを。
グッドラック!

協力:めるふさん(情報提供)、ジャンクさん(EDENの提唱、文章確認)

※1 Phantasma Grace:ディバイディングエッジにタイムパラドックスを撃って自分のデッキを引ききるコンボデッキのこと。詳しくは第26回「What a Wonderful World」の後半部分参照
※2 デモンズヒンドランス:因縁の魔障と静葉カローラが入った蓮コンのこと。通称害悪デッキとも。当ブログ内便宜上の呼称。詳しくは第27回「God says I can't Dance」参照

※2012年3月2日にこの記事は加筆されました。
by hata_fangzhang | 2012-02-29 00:35 | コラム

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